車名:OKU・REPSOL・KYB・ES・ADVAN・EP82
ドライバー:吉井 崇博(写真:左)
コ・ドライバー:鍋倉 正彦
1st. 2WD/C-class
04年のCクラスは事実上、吉井崇博、大塚清吾、大庭誠介ら3台のEP82と、三好秀昌のフェアレディZという4台のマシンによるトップ争いが展開された。このバトルの中で序盤戦優勝という好スタートを切ったのが、03年シーズンを2位に甘んじてしまった吉井だった。吉井はツール・ド・九州、MACラリー、ソネットという3戦のターマックを制し、グラベルの第3戦MSCCで優勝するという安定したパフォーマンスを発揮。追撃する大庭がリタイアし失速する中で着実に勝ち数を伸ばし、仕事の関係で1戦をパスしたものの最終戦で4位入賞を得て念願のCクラスチャンピオンを獲得した。シリーズでは、第8戦の北海道で初優勝を飾った大塚が着実な得点で2位となり、吉井のチームメイト大庭は2勝したものの、2度のリタイアが影響して3位どまり。唯一新車を持ち込んだ三好は、4位で04年シーズンを終えた。

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